こだわり
MONDE FARM
日本ワイン発祥の地、山梨の更なる可能性を求めて。
山梨県北杜市明野町天王原地区。
八ヶ岳連峰、南アルプス、茅ヶ岳など
日本有数の美しい山岳風景に抱かれた土地に、
私たちの葡萄畑「モンデファーム」があります。
創業から70年、
山梨県に根付いて酒づくりを続けてきた私たちは、
この土地の可能性をさらに引き出すため、
新たなぶどう栽培に挑戦しています。
未来へ紡ぐモンデファームの挑戦。
山梨県北杜市明野町天王原地区に広がるモンデファーム。
標高750メートルの高地に位置し、広大な20ヘクタールの敷地を誇るこの畑は、
ワイン用ぶどう栽培にとって理想的な条件を備えています。
ワイン用ぶどうの栽培には、特定の自然条件が欠かせません。
最も重要なのは、
1. 日照時間の長さ、2. 昼夜の寒暖差、3. 水はけの良い土壌です。
これらの要素が揃うことで、豊かな風味と凝縮感を持つぶどうが育ち、上質なワインが生まれます。モンデファームは、この3つの条件を見事に満たす、まさにぶどう栽培の理想郷と言える環境です。
— ぶどうの恵みを最大限に引き出す日照
モンデファームは、年間2,500時間以上の日本一の日照時間を誇り、太陽光が絶え間なく降り注ぎます。この豊かな太陽のエネルギーによって、ぶどうは活力に満ちて成長し、健全に実ります。
さらに、周囲の高い山々が偏西風によって雲を遮り、降雨が少ないため、乾燥した環境が保たれ、ぶどうにとって理想的なコンディションが維持されるのです。
凝縮した味わい
モンデファームのもう一つの特筆すべき点は、昼夜の寒暖差です。
夜には満点の星空が広がるこの地は、静寂と冷気がぶどうを引き締め、その凝縮感をさらに高めます。この自然が織り成すコントラストによって、ぶどうに複雑な風味と豊かな酸味が加わるのです。
この地域には、八ヶ岳由来の火山灰が堆積した肥沃な土壌が広がっています。
水はけも良好で、土壌に過剰な湿気が溜まることなく、ぶどうは健やかに育ちます。排水性に優れたこの畑では、ぶどうの根が深くまで伸び、大地から栄養をしっかりと吸収して成長します。
未来へのぶどうづくり
モンデファームでは、恵まれた日照時間、昼夜の寒暖差、水はけの良い土壌という理想的な条件を最大限に活かし、欧州系品種を中心に十数種類のぶどうを新たに栽培しています。
豊かな自然環境と土壌の特性を生かしながら、山梨の風土を反映した最良のぶどうづくりに挑戦しているのです。
この誇り高き土地で育まれるぶどうは、山梨の未来のワイン産地としての可能性を広げるための重要な役割を果たしています。私たちは、この地に根ざし、さらなる発展を目指しながら、ぶどう栽培に挑み続けています。