こだわり
自社畑・上屋敷畑
KAMIYASHIKI
笛吹市石和町・上屋敷畑
土壌が育むマスカット・ベーリーA
— 力強さと繊細さの調和
モンデ酒造の裏手に広がる上屋敷畑では、日本固有の品種であるマスカット・ベーリーAを栽培しています。
粘土質の土壌から育つベーリーAは、通常よりも小粒で果皮が厚く、
その厚い果皮からは豊富なアントシアニンとタンニンがしっかりと抽出されます。
これにより、しなやかさと凝縮感を兼ね備えたワインが生まれ、
樽熟成にも適した落ち着いた深みのある味わいへと仕上がります。
収穫期限いっぱいまで実らせたベーリーAで造られるワインは、イチゴやラズベリーといった赤系果実の風味が豊かで、奥行きのある味わいが特徴です。
醤油や味噌を使った日本の伝統料理とも相性が抜群で、数々のコンクールでも高く評価されています。
上屋敷畑では、自然に育つ草花とともにぶどうを育てる「草生栽培」を取り入れています。地表に草花を覆わせることで樹に適度な水分ストレスを与え、より凝縮した味わいのぶどうが期待できます。また定期的に刈り取った雑草を土に戻すことで、土壌の養分循環を促進。土中の微生物を増やしながら、より良い土壌をつくり上げています。
また現在は農薬をできるだけ使用しない「減農薬栽培」にも挑戦中。
さらなる品質向上を目指して試行錯誤を続けています。
また現在は農薬をできるだけ使用しない「減農薬栽培」にも挑戦中。
さらなる品質向上を目指して試行錯誤を続けています。