こだわり
缶ワインのパイオニア
PIONEER
STORY1 創業の想いとともに歩む70年
1952年、モンデ酒造(創業時は東邦酒造)は、山梨の豊かな自然に囲まれた石和温泉郷で、その酒づくりの歴史を刻み始めました。
ワインやウォッカをはじめとする多種多様な洋酒の製造販売に力を注いできた当社は、当初から「洋酒をもっと身近に楽しんでいただきたい」
という思いを胸に、小さなミニチュアボトルに洋酒を詰め、多くのお客様に親しまれてきました。
この「手軽さ」へのこだわりは、創業から70年が過ぎた今でも、モンデ酒造の精神として息づいています。
STORY2 国内に先駆けた、缶ワイン製造への挑戦
2008年、モンデ酒造は新たな挑戦へと踏み出しました。
それは、当時日本国内でもまだ珍しかった缶ワインの製造です。「もっと気軽に、もっと身近にワインを楽しんでほしい」という創業当時からの願いを新たな形で実現するため、缶にワインを詰めるというアイデアが生まれました。
さらに、世界初のスクリューキャップを採用することで、缶ワインでも開け閉めが自由な利便性を実現。これまで経験したことのない技術的課題に直面しながらも、無数の試行錯誤を重ね、一つずつ問題を解決していきました。
STORY3 市場への浸透と看板商品の誕生
そうして完成した缶ワインでしたが、すぐに市場で広く受け入れられたわけではありません。伝統的な瓶ボトルに慣れ親しんだ消費者にとって、缶ワインという新しいスタイルは馴染みが薄く、受け入れられるまでには時間を要しました。
しかし、次第にその利便性と魅力が広まり、現在ではモンデ酒造の缶ワインは20種類以上のラインナップを誇るまでに成長しています。世界で初めて細長いボトル型の缶を採用した「プティモンテリア」は、多くの人に親しまれる看板商品となりました。
さらに同シリーズは、世界最大級のワインコンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」での受賞を果たし、その品質が高く評価されるまでに至っています。
STORY4 機能性とおいしさを追求する缶ワイン
缶ワインが評価される理由の一つは、その機能性にあります。
軽量で持ち運びが容易であるだけでなく、熱伝導性に優れているため、短時間でワインを適温に冷やすことができます。
また、缶は遮光性とバリア性が高く、ワインのおいしさを長期間保つことができるのです。
さらに、私たちは缶に詰めるワインそのものにも、最大限のこだわりを持ち続けています。
プシュッと缶を開けた瞬間に広がる香りと本格的な味わいをお届けするため、華やかなアロマと糖酸のバランス、余韻が心地よく残るブレンドを目指して心を込めてつくり上げています。
STORY5 安全・安心を届けるための品質管理
2013年、当社はワイナリーとしては当時珍しく、国際標準化機構が定めた食品安全規格「ISO22000」を取得しました。製造過程における安全性の確保と、厳格な品質管理を徹底することにより、製造から充填、出荷までのすべての工程にわたり、消費者に安心してお届けできる製品づくりを心掛けています。
厳しい基準のもと、モンデ酒造の缶ワインは一つひとつ丁寧に作られています。この安全に対する徹底した取り組みが、私たちの誇りであり、次なる挑戦への力強い基盤となっています。
STORY6 消費の裾野を広げる、缶製品の可能性
当社は、缶製品の可能性をさらに広げるべく、製造充填受託事業に積極的に取り組んでいます。長年の経験と技術を活かし、ワイン、リキュール、甘味果実酒の製造・充填事業を請け負うほか、近年では日本酒の缶充填の受託にも対応し、新たな市場の開拓に挑戦しています。
STORY7 未来への歩み 変わらぬ想いと共に
ミニチュアボトルから缶ワインへ。
モンデ酒造がお届けする製品は時代とともに変わってきましたが、創業当時からの「気軽に、身近に、より多くの方にお酒を楽しんでいただきたい」
という想いは、今も変わることなく続いています。
私たちはこれからも新たな挑戦を続け、時代に応じた変化を恐れず、小さな容器に感動を詰め、皆様にお届けしていきます。
モンデ酒造の挑戦はこれからも続いていきます。